戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある

著者:姜尚中、森達也
出版社:講談社
発売日:2004年11月19日

気鋭の発言者・姜尚中と告発する映像作家・森達也が「戦争の現場」へ向かう!!」

 ポーランド―善良な村人たちが隣人(ユダヤ人)を虐殺した、静かで小さな村イエドヴァブネ。ナチスがユダヤ人を大量虐殺したアウシュビッツ強制収容所。 街のいたるところにある戦争のモニュメントが戦禍にまみれたことを記憶するワルシャワ。
ドイツ―冷戦の象徴的存在であるベルリンの壁跡。ドイツ国内でも議論を巻き起こしているユダヤ人慰霊碑デンクマール。ナチスがユダヤ人の組織的大量虐殺を決定したヴァンゼー会議場。
日本―東京裁判の法廷となり、三島由紀夫が自害した場所、市ヶ谷記念館。
韓国―オドゥサン展望台より北朝鮮を臨み、朝鮮戦争と南北分断の現実を改めて感じる。そして東北アジアの未来に想いを馳せる。

姜尚中と森達也が「その場所」で熱く語り、論じた対談集!!



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