「麻原死刑」でOKか?

著書:野田正彰、大谷昭宏、宮台真司、宮崎学、森達也
出版社:ユビキタスタジオ
発売日:2006年4月

 野田正彰、大谷昭宏、宮台真司、宮崎学、森達也、の錚々たるメンバーの発言に、松本サリン事件被害者、河野義行さんの談話を加え、 さらに訴訟・精神鑑定等の資料を追加。麻原裁判の現在とその問題点が臨場感を持って分かる。

この本は死刑廃止論の本ではありません。ただ、麻原被告が現在の昏迷状態のまま裁判が打ち切られ、死刑が確定すれば、 この社会~~はオウム真理教事件から、学ぶ機会を失うことになる。4月13日現在は、すでに東京高裁の強引な職権発動によって控訴審が打ち切られ、 弁護団が最高裁に抗議している状況。これも棄却されれば特別抗告、また棄却されれば死刑確定で、非常に危機的な状況。そうした事態の急展開に、 追いついている編集です。2刷もすでに発注。ライブでことの進行を追っています。

このまま、麻原死刑、「一件落着」でいいのでしょうか!?



inserted by FC2 system