戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある

著書:姜尚中、森達也
出版社:集英社文庫
発売日:2009年7月28日

 「森さんは場に感応するタイプです」姜尚中のその一言から、戦争や虐殺の傷跡の残る場所を訪ねての対談は始まった。
アウシュビッツ、デンクマール、三十八度線―人が存在する限りこの世から戦争はなくならないのか。悪夢にも似た重苦しい旅で、二人は何を感じ何を思い、
どんな真理に辿り着いたのか。文庫版のために行われたヒロシマでの対談を収録。さらに本文にも大幅に加筆した決定版。



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