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No.102(2009.10.5.)
トルネコあきらめた。あれをクリアすることは僕には不可能だ。戦士に転職したら武器が壊れる。パンがないから餓死する。万策尽きた。もうどうしようもない。
No.101(2009.9.23.)
少し古いゲームだけど、「トルネコの不思議なダンジョン」の中の、「もっと不思議なダンジョン」がどうしてもクリアできない。メダルもひとつも拾えない。これをクリアした人は存在しているのだろうか。
No.100(2009.9.3.)
ノルウエーでは多くの人に会った。多くの場所に行った。そしていろいろ考えさせられた。刑務所のランチは美味しかった。物価が高いのには参ったけれど。でも社会保障の充実振りを考えれば納得させられる。
メインのインタビュイーであるニルス・クリスティ(犯罪学者)は、僕に何度も言った。
「多くの犯罪者に会った。でもモンスターなど一人もいない」
この内容は10月上旬のNHKBS「未来への提言」で放送されます。
No.99(2009.8.13.)
さいたま地裁の裁判員裁判、全国二例目だけど、三日間すべて傍聴した。台風と地震が重なったこともあってメディアの扱いは当初の予想よりは小さくなったけれど、被害者と被告の主張がまったく相反する、とてもスリリングな法廷だった。
感想としては、やっぱりなあと思うこともあったし、意外な発見もある。基本的な認識は変わらないけれど。
16日から22日まで、番組の取材でノルウエーです。メールはたぶんチェックできるはず。あくまでも「たぶん」だけど。携帯も繋がるはず。これもやっぱり「たぶん」。特に携帯は、かけたほうに電話料金が請求されるから、この期間はかけないほうがいいかも。
No.98(2009.8.2.)
テレビで「ゲゲゲの鬼太郎(劇場版)」を観た。身に覚えのない罪で(物証もなく本人の自供もない。動機も不明だ)鬼太郎が妖怪裁判の被告となる。証人として呼ばれた真犯人のネズミ男は、鬼太郎の犯行を目撃したと偽証する。裁判長の大天狗が鬼太郎に釜茹での刑を宣告しようとしたとき、目玉のオヤジが、「状況証拠だけで有罪にしないでくれ!」と叫ぶ。
できれば日本の最高裁にも来て、同じ台詞を言ってほしい。
No.97(2009.7.4.)
携帯電話のデータがすべて消えてしまった。こちらから連絡できない。
最近連絡が来ないなと思っている人、一報いただければありがたいです。
No.96(2009.6.12.)
1933年、国際連盟は満州における中国の主権を認めて、日本の占領(満州国建国)を不当とする決議案を採択した。賛成42票で反対は日本の投じた1票だけ。つまり国際社会による、圧倒的多数の決議だった。
可決直後、松岡洋右外相は演壇で「この勧告を日本が受け入れることは不可能」とスピーチしてから、憤然と席を立って退場する。
こうして日本は国際連盟を脱退し、アメリカを共通の敵(仮想敵)とする日独伊三国同盟を締結し、その後の軍事路線をひた走る。帰国した松岡は、国民とメディアから大歓声を持って迎えられ、凱旋将軍と報じた新聞もあった。
これ以上は書かない。北朝鮮にとって仮想敵国になりかけている日本が今すべきこと、考えるべきことを、近々会うことになった蓮池透さんと話し合うつもり。
No.95(2009.5.29.)
5月29日から行われる「ゆふいん文化・記録映画祭」に審査員として参加します。
6月1日からNHKの番組「課外授業ようこそ先輩」のロケで富山の高岡市に滞在。
少し長い離京です。京じゃないか。離葉。
No.94(2009.5.22.)
放送レポートの岩崎貞明編集長から、「例の北朝鮮のミサイル発射問題だけど、ミサイルなんて言葉を使っているのは日本くらいだよ」と教えてもらった。以下は彼のブログからの一部引用。
(略)ところが、海外のメディア、外電の類は逆にほとんどすべてが「ロケット」という表記であり、韓国の報道でも「ミサイル」の表記は使用していなかったという。そして、4月13日に出された、国連安全保障理事会が北朝鮮を非難した議長声明でも、表現は「the recent rocket launch」(最近のロケット発射)となっていた(国連のサイトにあるニュースリリースより)。
でも日本の外務省は、この「ロケット発射」を、より軍事的ニュアンスの強い「ミサイル発射」と翻訳した。その帰結として国民の危機管理意識は高揚して、政府(麻生政権)の支持率が上がる。
その意味では、政府がミサイルという言葉を使いたがることは当たり前。本来ならこれを監視して批判せねばならないはずのメディアが、まったく機能していないことが問題だ。むしろ率先して、この言葉を使っている。
こうして仮想敵の危険性が強調される。次に来るのは敵基地攻撃論。まるで漫画のような展開だ。
以下の本、まだ読んでいない。でも是非読まねば。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4780302749/kaoru-22/ref=nosim/
No.93(2009.4.21.)
イギリスのオーディション番組に出演した47歳の女性が、世界中でとても大きな話題になっている。彼女の名前はスーザン・ボイル。youtubeにアップされた彼女のデビューの瞬間の映像は、すでに1200万回以上も再生されている。日本のメディアでもかなり取り上げられていて、NHKの7時のニューでも、このオーディション番組の映像が紹介されていた。
ステージに登場するスーザン。その容姿と年齢に、あからさまに「まいったなあ」という表情を浮かべる審査員。くすくすと笑う観客。でも彼女が歌いだすと同時に、審査員たちは驚愕の表情を浮かべ、観客たちも沈黙する。歌い終われば万雷の拍手。
見事なやらせだ。おそらくはというか間違いなく、彼女の容姿とその歌声のギャップに注目した番組制作者が、結果を予想して仕込んだストーリーなのだろう。
もっともスーザン自身は、自分のデビューにそんな演出が施されたことを知らなかった可能性はある。もちろん観客たちのほとんども、そんなつもりではないはずだ。それにやらせと演出は紙一重だ。その意味では、この番組自体を批判するつもりはない。でも(映像の専門職であるはずのテレビメディアも含めて)これほどに多くの人たちが、映像のトリックを無邪気に信じ込んでしまっている状況は、相当にまずいと思うのだけど。
No.92(2009.3.30.)
新幹線で駅弁を買った。紙紐を解いて食べ始めようとして、紙蓋に貼られた表示にふと気がついた。
白飯や牛焼肉、しめじ煮や錦糸卵などの記載に加えて、調味料(アミノ酸等)、ph調整剤、着色料(カラメル、赤102、赤106、カロチン)、香料、酢酸Na、グリシン、増粘多糖類、甘味料(サッカリンNa、ステビア)、保存料(ソルビン酸K)、リン酸塩(Na)、グリセリンエステル、(原材料の一部に大豆、小麦、サバ、卵を含む)と表示されている。読みながらすっかり食欲が失せた。ほとんどが化学物質だ。まるでフラスコかビーカーの中にできた何ものかを、これから食べるような気分になる。
これらの化学物質の中には、流通や販売の過程で、混入することもやむをえない(たとえば保存料とか)物質もあるのだろうとは思う。でも高校のころに化学はいつも赤点だった僕には、どれがどんな働きをする物質なのかはさっぱりわからない。少なくとも赤106だのカロチンなど、多少は色が悪くなってもかまわないから入れてほしくない。
でも結局は、消費者が安くて色が鮮やかで刺激の強い味を好むから、こんなことになるのだろう。ならばこれは今のテレビといっしょ。つまり市場原理の帰結。だとしたら仕方がない。多くの人がこんな弁当を望んでいるということなのだから、やめてくれとは言えない。ぶつぶつと愚痴を言いながら自分で弁当を作るか、乗る直前に立ち食いうどんを食べるしかない。
No.91(2009.3.13.)
アレフの荒木浩さんにしばらくぶりに会った。また少し痩せたような印象だけど、でもとりあえずは元気そうだった。シンポジウムの打ち上げ、二人で居酒屋の店先のテーブルの端に座った。僕はビール。荒木さんは人肌のウーロン茶。そういえば「A」撮影中も、静岡の居酒屋で同じような状況があった。そのときも彼は人肌のウーロン茶(氷が入っていたから、律儀に一つずつ箸でつまんで出していた)。あれからもう11年が過ぎる。
霞ヶ関の駅で別れた。二人とも地下鉄。でも路線が違う。誰かに声をかけられたりはしないですか?と訊くと、最近はさすがにほとんどないですとにこにこと笑う。去ってゆくその後姿を見送りながら、いろいろなことを考えた。
No.90(2009.2.16.)
現在川崎で開催されている「人体の不思議展」では、樹脂加工された本物の人体が何体も展示されている。人体をプレート状に水平にスライスしたものや、生殖器を縦割りにされた女性、さらには胎児の展示まであるという。彼らはすべて生前からの意志に基づく献体によって提供されたとパンフレットには書かれているようだが、こんなふうに見世物になることに、彼らがみな承諾していたとはとても思えない。それに胎児がどうやって承諾したんだ。
仮に日本国民が献体の意思を示しても、このように展示されることは現行法では不可能だ。展示されている標本はすべて中国人だ。だから日本の国内法の適用を受けない。これひとつをとっても、これほど公に展示できる催しなのだろうかと思ってしまう。
アメリカのメディアであるCBSやABCは、この催しの裏をかなり綿密に取材している。標本は中国政府によって処刑された人たちのようだ。政治犯や法輪功の信者たちである可能性が高い。もちろん断定はできないけれど、でも相当に胡散臭いことは確かだ。
とてもとてもおぞましい。でもそのおざましさに多くの人が気づかない。日本の大新聞社やテレビ局は、取材どころか無邪気に協賛や後援に名前を連ねている。
No.89(2009.1.30.)
小六の長男と、Wiiスポーツのテニスと野球とゴルフとボウリングをやった。始めるとそれなりに熱中した。特にテニスと野球はよくできていると感心した。
それから数日が過ぎるけれど、いまだに右肩が痛い。
No.88(2009.1.5.)
聖書で神の民とたたえられるイスラエル。でも今のこの状況はひどすぎる。今も世界中に紛争や虐殺はいくらでも起きているけれど、今回のパレスチナ空爆はあまりにアンフェアで常軌を逸している。そして何よりも大きな問題は、そんなイスラエルの暴走が、国際社会においてきちんと報道されていないこと。もちろん日本も同様。
元旦早々からニュースを眺め新聞を読みながらつくづく思う。どうして人はこれほどに近視眼的になれるのだろう。
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