巻頭コラム No.256


  8月半ば過ぎ、『Fake』舞台挨拶で沖縄の桜坂劇場に行った。到着した翌日は高江に行った。 座り込みしている多くの人たち。もちろんおじいやおばあが中心だけど、若い世代も少なくない。土砂を運ぶトラックは、 数十台のパトカーや機動隊員が乗るカマボコ、そして公安関係者が乗る何台もの乗用車などで護衛されている。 アメリカ大統領以上の警備だ。誰も土砂を運ぶトラックなど襲撃しないのに。

その経費の原資は日本国民が治めた税金。世界で最も高価な土砂です、と誰かが悲しそうにつぶやく。 日差しは強い。汗が流れる。座り込みに対峙するのは機動隊員と警備会社のアルバイト。アメリカ人はどこにもいない。 ゲートの奥の冷房が効いた施設にいるらしい。まるで植民地だ。

滞在中の夜は、藤井誠二さんに案内されて沖縄のダークサイドを満喫した。久しぶりに岡留安則さんに会った。少し元気がない。 でも、こんな時代だからこそ「噂の真相」スペシャルを刊行したら、と提案したら、「よしやろう」と言ってくれた。

沖縄は光が強い。だから影も濃い。とても刺激的な4日間だった。

2016.9.11 森達也   


  『FAKE』公式HP
  http://fakemovie.jp/

  『FAKE』公式FaceBook
  https://www.facebook.com/fakemovie2016

  『FAKE』公式Twitter
  https://twitter.com/fakemovie2016

※ 映画「Fake」についての問い合わせは、配給宣伝会社「東風」にお願いします。


講演・イベント・メディア


公開シンポジウム「死刑のある国ニッポン」
日時:2016年12/7(水) 18:00〜20:00
会場:真宗大谷派札幌別院 大谷ホール(札幌市中央区南7条西8丁目290番地)
参加費:入場無料
パネリスト:森達也(映画監督・作家・明治大学特任教授)死刑廃止論者
            藤井誠二 氏(ノンフィクションライター)死刑存置論者
            楠 信生 氏(真宗大谷派幸福寺〈帯広市〉住職)
    コーディネーター:宮本尊文(当班班長・顯浄寺住職〈清田区〉・札幌刑務所篤志面接委員)
HP:北海道教区ホームページ「親鸞web」

「日本の司法を正す会」ワークショップ
、一連のオウム 真理教裁判についてワークショップを開き、麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚の現状 について考えます。
日時:2016年10/5(水) 15:00〜17:00
会場:日本の司法を正す会』事務所(村上正邦事務所/千代田区永田町2-9-8パレロワイヤル永田町203号室)
お問合せ先:村上正邦事務所 TEL:03-2500-2200

「国際演劇交流セミナー2016 マカオ特集 in 東京」
ゲスト講師として参加します。
日時:2016年9/29(木) 19:00〜22:00
会場:芸能花伝舎(東京都新宿区)
参加費:1000円(どなたでもご参加頂けます)
お問合せ先:日本演出者協会国際部(佐川) TEL:090-1996-8673
HP:一般社団法人日本演出者協会

上映会「FAKE」
日時:9/28(水) 18:00〜20:40(上映前に森監督の挨拶を予定しています)
会場:浄土真宗本願寺派熊本教区会館(熊本市中央区)
参加費:前売り1000円・当日1500円(どなたでもご参加頂けます)
お問合せ先:上映実行委員会(藤岡) TEL:080-4696-9645
HP:非戦・平和を願う真宗者の会・熊本

講演「全ての戦争は自衛意識から始まる」
日時:9/28(水) 14:00〜16:30 br /> 会場:浄土真宗本願寺派熊本教区会館(熊本市中央区)
参加費:1000円(どなたでもご参加頂けます)
お問合せ先:浄土真宗本願寺派熊本教区教務所 TEL:096-343-8283

NHK・BSプレミア「ザ・ベストテレビ2016」
放送日時:9/25(日) 12:45〜16:56、9/26(月) 12:45~16:14
司会:三宅民夫(NHK) 片山千恵子(NHK)
ゲスト:最高賞番組制作者、梯久美子(ノンフィクション作家)、森達也
国内のテレビ番組コンクールで高い評価を受けたドキュメンタリー番組を、NHKと民間 放送の垣根を越えて、 まとめて放送する「ザ・ベストテレビ」。今年で9年目を迎えます。 番組では、各コンクールで最高賞を受賞した7つの作品を全編放送。そのほかの受賞作品 もダイジェストで紹介します。 スタジオでは最高賞受賞番組の制作者とゲストが見どころやテーマについて語り合います。

書籍・連載


新連載 クーリエ・ジャポン 森達也 ニューヨーク滞在記 「佐村河内守出演の映画『FAKE』をアメリカ人に見せに行く」 クーリエ・ジャポン 森達也 ニューヨーク滞在記

書籍 2016年6月18日発売『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』(角川文庫) Amazonリンク

書籍 2015年11月6日発売『死刑のある国ニッポン』(河出文庫) Amazonリンク

書籍 2015年10月30日発売『チャンキ』(新潮社) Amazonリンク

書籍 2015年10月30日発売『「開戦前夜」のファシズムに抗して』(かもがわ出版) Amazonリンク

書籍 2015年10月22日発売『私たちはどこから来て、どこへ行くのか 科学に「いのち」の根源を問う』(筑摩書房) Amazonリンク

書籍 2015年10月9日発売『人間臨終考』(小学館) Amazonリンク

書籍 2015年9月25日発売『池上彰・森達也のこれだけは知っておきたいマスコミの大問題』(現代書館) Amazonリンク

書籍 2015年9月9日発売『「テロに屈するな!」に屈するな』(岩波書店) Amazonリンク

書籍 2015年1月29日発売『すべての戦争は自衛意識から始まる-「自分の国は血を流してでも守れ」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社) Amazonリンク

書籍 2014年11月5日発売『たったひとつの「真実」なんてない: メディアは何を伝えているのか?』(ちくまプリマー新書) Amazonリンク

書籍 2014年9月10日発売『波止場日記――労働と思索 (始まりの本)』(エリック・ホッファー著/みすず書房) Amazonリンク
森が解説を寄稿しています。

書籍 2014年9月5日発売『アは「愛国」のア』(潮出版社) Amazonリンク

書籍 2014年6月20日発売『いのちの食べかた』(角川文庫/Kindle版あり) Amazonリンク

極私的メディア論 第67回 あえて再度反論する(『月刊『創』5月号掲載)
PDFファイル公開中

新連載 「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」
筑摩書房PR誌・月刊『ちくま』4月号(493号)より連載開始
筑摩書房

極私的メディア論 第66回 誘導される民意(『月刊『創』4月号掲載)
PDFファイル公開中

極私的メディア論 第65回 論争以前の二人(『月刊『創』3月号掲載)
PDFファイル公開中

連載 「誰が誰に何を言ってんの?」
月刊「自然と人間」(ダイヤモンド社)
http://www.n-and-h.co.jp/

連載 書評
季刊誌「KOTOBA」(集英社)
http://shinsho.shueisha.co.jp/kotoba/

連載 「リアル共同幻想論」
PR誌「経」(ダイヤモンド社)
「日常の身近な事象から世界を撃つ」をテーマに、日常に潜む共同幻想と
それが引き起こしている矛盾を解きほぐします。
http://kei.diamond.co.jp/

連載 「極私的メディア論」
『月刊『創(つくる)』(毎月7日発売) >>「月刊創」

連載 斎藤美奈子・森達也WEB対談(現代書館WEBマガジン)
http://www.gendaishokan.co.jp/wWWWWW101.htm

DVD


『311』のDVDがマクザムより発売中
Amazonリンク

共同監督作品『311』公式サイト

記事掲載


2015年5月24日、茨城県つくば市でのライブ「友川カズキ独演会」の特典として行なわれたトークイベントの映像です。
友川カズキ公式サイト

小説すばる5月号「事件とノンフィクションの2015」インタビュー記事掲載
小説すばる

BOOKSCAN×著者インタビュー
BOOKSCAN

月刊総合文芸雑誌「読楽」10月号(徳間書店 / 9月21日発売)平野啓一郎氏×森達也対談
web本とも

『世界 2012年8月号』論稿「厳罰は有効な刑罰なのかーーノルウェー元法相に聞く」
世界

『週刊金曜日 7/6 / 902号』座談会全員逮捕された「オウム」指名手配犯
週刊金曜日

『キネマ旬報 2012年7月上旬号』(キネマ旬報社) 寄稿 映画「死刑弁護人」の公開に寄せて/『僕の弁護は安田に』
キネマ旬報

『週刊金曜日 6/22 / 900号』寄稿「赦しと死刑囚」森達也
週刊金曜日

民主党機関紙「プレス民主」から「民主党への提言」としてインタビューを受けました。掲載は第282号(6月22日発売)。インタビュアーは有田芳生参院議員です。
民主党機関紙「プレス民主」

たかじんのそこまでやって委員会 「森達也 311を語る」無料動画公開中 
たかじんのそこまでやって委員会

ウェブマガジン「キネプレ」にてインタビューが掲載されました。
ウェブマガジン「キネプレ」

2月に行われた「BOX 袴田事件 命とは」上映後トークの動画がアップされました。
死刑廃止Channel

『ダ・ヴィンチ』6月号(5/7発売)「今月のブックマークEX」にてインタビューが掲載されます。
今月のダ・ヴィンチ

『Quick Japan』101号(太田出版)4月12日発売
特集「僕たちは〈震災直前〉を生きている。」内【レポート】森達也『僕とあなたの「後ろめたさ」――サラヤ国際ドキュメンタリー映画祭 滞在記』
Amazonリンク

『311』というタイトルの映画に賛否 被災者にカメラを向け「自分がハイエナのような自覚がありました」と監督が吐露(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0036032

『kotoba 季刊誌2011年夏号』(集英社) >> Amazonリンク

〈特別企画〉東日本大震災 対談・佐野眞一×森達也「がんばろう、ニッポン!」の危うさ

TOKYO FM(80.0MHz)「未来授業」
8月8日(月)~11日(木) 18:45-18:50
※TOKYO FMはPCやスマートフォンでもお聴きになれます。→ radiko.jp(関東エリアのみ)
※放送された内容は、Podcastでもお聴きいただけます。→ http://www.tfm.co.jp/podcasts/future/

THE JOURNAL【NewsSpiral】(4/13)森達也:震災
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/04/post_751.html

『婦人公論』(中央公論新社)2011年3月22日号 >> Amazonリンク
徹底検証 獄中手記出版に賛否両論!市橋達也は、心から悔いているのか?
〈「事件」が消費され尽くす日本で〉僕には騒ぎ立てる社会のほうが不思議だった (森達也)

『大澤真幸THINKING「O」』(左右社)7号 >> Amazonリンク
森達也×大澤真幸「死刑をゼロから考える」
http://sayusha.com/sayusha/903500393.html

BPnet「ゆとり世代、業界の大先輩に教えを請う」
オウム真理教の『A』『放送禁止歌』の森達也さんに聞く
~「現場ってなんですか? 編集ってなんですか?」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100415/221588/(前編)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100416/221875/(後編)

『マガジン9条』
蓮池透さん×森達也さん 「拉致」解決への道を探る
http://www.magazine9.jp/taidan/006/

第四十三講 森達也選 「死と生」
紀伊国屋本店「じんぶんや」で選書とエッセイを執筆
http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prpjn431.html

森達也×香山リカ「死刑制度から考えるメディアと日本社会」
立教ジャーナル('08.7.1.)Vol.3
http://www.asahi.com/ad/clients/rikkyo/taidan/taidan03_01.html

マガジン9条「この人に聞きたい」インタビュー
http://www.magazine9.jp/interv/mori/mori.php






Copyright © 2011 MORI Tatsuya Official Website. All rights reserved.
inserted by FC2 system